2022年12月25日日曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】10.嵐の前の静けさ

10.嵐の前の静けさ

黙示録8章1節から5節まで

1.香の満ちた香炉
[1]聖徒の祈り
[2]イエス様の祈り
[3]聖霊の祈り
2.火の満ちた香炉、祈りのこたえ
[1]祭りのためのラッパ
[2]戦争のためのラッパ
[3]戴冠式のためのラッパ

2022年12月24日土曜日

すぐに起こるはずのこと【第3巻】まえがき

すぐに起こるはずのこと――ヨハネの黙示録
第3巻
ゴットホルド・ベック著

イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったるのである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしるべヨハネにお告げになった。(ヨハネの黙示録1・1)

2022年12月15日木曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】9.苦難の後に御座に集う人々

9.苦難の後に御座に集う人々

黙示録7章9節から17節まで

1.どのような人々か
[1]教会ではなく
[2]旧約時代の信者ではなく
[3]苦難の時に救われるあらゆる国々の人々
2.彼らが集う場
[1]そこへの手段
[2]途中での経験
[3]苦難の後の栄光

2022年12月14日水曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】8.大きな患難の始まりと終わりとにおける神の民

8.大きな患難の始まりと終わりとにおける神の民

黙示録7章1節から8節まで

十四万四千人の証印
1.証印の時
2.証印の意味
3.証印を受ける人々

黙示録第七章のテーマは、「大きな患難の始まりと終わりとにおける神の民」です。

2022年12月10日土曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】7.世界全体が揺り動かされる

7.世界全体が揺り動かされる

黙示録6章2節から7節まで

1.弟子たちの質問、世の終りの前兆
2.大きな地震
[1]地球
[2]天空
[3]人間
3.恐れおののいて祈る人々
[1]いつ祈っているか
[2]誰に向かって祈っているか
[3]何を祈っているか

2022年12月9日金曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】6.殉教者の数が満ちるまで

6.殉教者の数が満ちるまで

黙示録6章9節から1節まで

1.苦難の前半の殉教者
2.忠実なユダヤ人の残りの者
3.答えられた祈り
[1白い衣
2どれだけ待たなければならないか

(9)小羊が第五の封印を解いたとき、私は、神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。(10)彼らは大声で叫んで言った。「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行なわず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」

2022年11月27日日曜日

神の人と年寄りの預言者

神の人と年寄りの預言者
2022年11月27日、市川福音集会
黒田 禮吉兄

ガラテヤ
1:8 しかし、私たちであろうと、天の御使いであろうと、もし私たちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その者はのろわれるべきです。
1:9 私たちが前に言ったように、今もう一度私は言います。もしだれかが、あなたがたの受けた福音に反することを、あなたがたに宣べ伝えているなら、その者はのろわれるべきです。

2022年11月20日日曜日

私たちの格闘

私たちの格闘
2022年11月20日、吉祥寺福音集会
岡本雅文兄

エペソ
6:10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
6:11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
6:12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。

2022年11月19日土曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】5.白い馬に乗っている者とそれに続く者

5.白い馬に乗っている者とそれに続く者

黙示録6章3節から8節まで

1.小羊が第二の封印を解いたとき、赤い馬に乗っている者が出てきた
2.小羊が第三の封印を解いたとき、黒い馬に乗っている者が出てきた
3.小羊が第四の封印を解いたとき、青ざめた馬に乗っている者が出てきた

2022年11月18日金曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】4.小羊をとおしての封印の開封

4.小羊をとおしての封印の開封
黙示録6章1節から2節まで

神のご計画と裁き
1.裁きの時
2.裁きの根拠
3.裁きを行なうお方
[1白い馬に乗っている者はだれか
2白い馬に乗っている者が何をしたか
3結果はどうだったか

2022年11月15日火曜日

それはあなたです

それはあなたです
2018年1月28日、吉祥寺福音集会
黒田 禮吉

マタイ
26:20 さて、夕方になって、イエスは十二弟子といっしょに食卓に着かれた。
26:21 みなが食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちひとりが、わたしを裏切ります。」
26:22 すると、弟子たちは非常に悲しんで、「主よ。まさか私のことではないでしょう。」とかわるがわるイエスに言った。

2022年11月13日日曜日

まさか私のことではないでしょう

まさか私のことではないでしょう
2022年11月13日、秋田福音集会
明日虎ゼネ子

マルコ
14:17 夕方になって、イエスは十二弟子といっしょにそこに来られた。
14:18 そして、みなが席に着いて、食事をしているとき、イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたのうちのひとりで、わたしといっしょに食事をしている者が、わたしを裏切ります。」

すぐに起こるはずのこと【第3部】3.御座におられる神と小羊

3.御座におられる神と小羊

黙示録5章1節から14節まで

神の計画を実現されるイエス様
1.封印された巻物
[1絶対的な支配の印
・神の行なう手
・勝利を得る手
・天に引き上げられたイエス様
2絶望的な悲しみ
・天にもいない
・地上にもいない

2022年11月8日火曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】 2.宇宙の中心としての神の御座

2.宇宙の中心としての神の御座

黙示録4章1節から11節まで

1.啓示の準備
・教会の携挙――閉ざされてしまう扉
2.御座と、御座に座っておられる方
・御座の不動性と神聖さ
・たとえとしての碧玉、赤めのう、緑玉
3.御座のまわり
・二十四人の長老たち
・四つの生き物

2022年10月30日日曜日

主との交わり

主との交わり
2022年10月30日、秋田福音集会
岡本雅文兄

マルコ
6:34 イエスは、舟から上がられると、多くの群衆をご覧になった。そして彼らが羊飼いのいない羊のようであるのを深くあわれみ、いろいろと教え始められた。
6:35 そのうち、もう時刻もおそくなったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここはへんぴな所で、もう時刻もおそくなりました。
6:36 みんなを解散させてください。そして、近くの部落や村に行って何か食べる物をめいめいで買うようにさせてください。」

2022年10月23日日曜日

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全ての事について感謝しなさい。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全ての事について感謝しなさい。
2022年10月23日、吉祥寺福音集会
重田 定義

第一テサロニケ
5:16 いつも喜んでいなさい。
5:17 絶えず祈りなさい。
5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

2022年10月22日土曜日

すぐに起こるはずのこと【第3部】1.ヨハネの黙示録4章を学ぶ前に

第3部

1.ヨハネの黙示録4章を学ぶ前に


1.地上の教会とイスラエル民族(黙示録2・3章)
[1]エペソの教会―エジプトから救われた民—婚約時代
[2]スミルナの教会―患難の民—殉教の時代
[3]ペルガモの教会―王を欲した民―妥協の時代
[4]テアテラの教会―イゼベルに殺された民—暗黒の時代
[5]サルデスの教会―敵の手に落ちた民—捕囚の時代

2022年10月9日日曜日

すぐに起こるはずのこと【第2巻】まえがき

すぐに起こるはずのこと――ヨハネの黙示録
第2巻
ゴットホルド・ベック著

イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったるのである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしるべヨハネにお告げになった。(ヨハネの黙示録1・1)

まえがき

2022年10月4日火曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】8.満足し、自信を持っているイエス様なしのラオデキヤの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

8.満足し、自信を持っているイエス様なしのラオデキヤの教会

黙示録3章14節から22節まで

1.真の教会
[1]同じ性質
[2]同じ使命
[3]同じ態度
2.イエス様の三つのお名前
[1]アーメンであるお方
[2]忠実で真実な証人
[3]神に造られたものの根源であるお方

2022年10月2日日曜日

あなたは救われていますか

あなたは救われていますか

2022年10月2日、町田福音集会
重田 定義兄

詩篇
13:5 私はあなたの恵みに拠り頼みました。私の心はあなたの救いを喜びます。
13:6 私は主に歌を歌います。主が私を豊かにあしらわれたゆえ。

2022年9月26日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】7.勝利を得る者の誉れフィラデルフィヤの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

7.勝利を得る者の誉れフィラデルフィヤの教会

黙示録3章7節から13節まで

1.イエス様ご自身の現われ
[1]力ある方
[2]真実な方
[3]聖なる方
2.真の試練―――称賛のみことば
[1]小さな力―祈りへの開かれた扉
[2]イエス様の名を否まない―証しへの開かれた扉
[3]イエス様のみことばを守る―天国への開かれた扉
3.勝利を得る者の誉れ
[1]柱とされる

2022年9月12日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】6.実は死んでいるサルデスの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

6.実は死んでいるサルデスの教会

黙示録3章1節から6節まで

1.いのちのない教会
[1]信仰と生活の間に一致がない
[2]実を結ぶことがない
[3]みことばを聞こうとしない
2.汚れのない残された人々
3.勝利を得る者

2022年9月4日日曜日

われわれはどこへ行くのか

われわれはどこへ行くのか
2022年9月4日、静岡福音集会
黒田禮吉兄

ヘブル
13:13 ですから、私たちは、キリストのはずかしめを身に負って、宿営の外に出て、みもとに行こうではありませんか。
13:14 私たちは、この地上に永遠の都を持っているのではなく、むしろ後に来ようとしている都を求めているのです。

2022年8月29日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】5.霊を見分けることを示されたテアテラの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

5.霊を見分けることを示されたテアテラの教会

黙示録2章18から29節まで

1.イエス様に賞賛された少数の信者たち
[1]愛
[2]信仰の忠実さ
[3]奉仕
[4]忍耐
2.イエス様の非難を受けた大多数の信者たち
[1]主のみことばだけに聞き従わないこと
[2]教会に規律がないこと
[3]純粋な教えがないこと
3.勝利を得る者に与えられた大きな約束
[1]世界の支配権

2022年8月15日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】4.世俗化したペルガモの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

4.世俗化したペルガモの教会

黙示録2章2節から7節まで

1.偶像崇拝の中心地にあったペルガモの教会
2.ペルガモの教会に対するイエス様の啓示
3.ペルガモの教会に与えられたみことば
[1]警告のみことば
[2]約束のみことば

私たちはここで、イエス様がペルガモの教会に対して語られたみことばを学びましょう。

2022年8月14日日曜日

神の麦打ち場

神の麦打ち場
2022年8月14日、秋田福音集会
翻訳虫

ルカ
3:16 ヨハネはみなに答えて言った。「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方のくつのひもを解く値うちもありません。その方は、あなたがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。
3:17 また手にを持って脱穀場をことごとくきよめ、麦を倉に納め、殻を消えない火で焼き尽くされます。」

はじめに


今、読んだ箇所の最後に脱穀場ということばが出てきました。

脱穀というのは、収穫した米や麦を乾燥させた後、もみ殻などのいらない部分を取り除け、人間が食べる実だけを集めることを指します。

2022年8月1日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】3.苦難に会うように定められていたスミルナの教会

第2部
天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

3.苦難に会うように定められていたスミルナの教会

黙示録2章8節から11節

1.教会の後ろ盾「イエス様のみそばに」
[1]初めであられるイエス様
[2]終わりであられるイエス様
[3]死んでまた生きておられるイエス様
2.教会への迫害「イエス様と共に」

2022年7月18日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】2.初めの愛とエペソの教会

第2部

天に上げられたイエス様が教会に与えられたみことば

2.初めの愛とエペソの教会

黙示録2章1節から7節まで

1.あいさつと励まし
1エペソとパウロ
2教会の使命
3新しいいのちの七つの結果
2.非難と警告

2022年7月10日日曜日

信仰の妨げとなる信者の古い人

信仰の妨げとなる信者の古い人
2022年7月10日、町田福音集会
重田定義

ローマ
6:6 私たちの古い人がキリストとともに十字架につけられたのは、罪のからだが滅びて、私たちがもはやこれからは罪の奴隷でなくなるためであることを、私たちは知っています。
6:7 死んでしまった者は、罪から解放されているのです。
6:8 もし私たちがキリストとともに死んだのであれば、キリストとともに生きることにもなる、と信じます。

私たちは、イエス様を主と信じたとき、自分の知恵や意思によって、あるいは、自分の判断によって、信じたのでありましょうか?

2022年6月19日日曜日

すぐに起こるはずのこと【第2部】1.七つの教会への手紙

第2部

1.七つの教会への手紙


1.手紙を出したのは誰か
2.手紙を取り次いだのは誰か
3.手紙を受けとるのは誰か
4.イエス様の諸教会に対する愛
5.教会はどのようにして変えられるのか
6.教会に約束されていることは何か
7.イエス様の偉大さ

ここからこの本は、第2部に入ります。今まで学んできた第1部、黙示録の第1章のテーマはヨハネに現われたイエス・キリストについてでした。そしてそれは、ヨハネにとってすでに過去となった経験でした。しかし、これから学ぶ第2部は、当時の教会について告げられていると同時に、現在の教会についても告げられているのです。

2022年6月17日金曜日

すぐに起こるはずのこと【第1部】4.パトモスで与えられた幻

第1部

4.パトモスで与えられた幻

黙示録1章9節から20節まで

1.ヨハネに与えられた使命
[1]主にある苦難にあずかる
[2]み国に共にあずかる
[3]忍耐を共にする
2.ヨハネに現われたイエス様
[1]七つの金の燭台
[2]人の子のような方
3.ヨハネが聞いたイエス様のみ声
[1]ヨハネの上にみ手がおかれ、みことばが語られた
[2]初めであり、終わりであり、生者と死者のかぎを持つお方
[3]み使い、つまり教会の象徴

2022年6月13日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第1部】3.主なる神のあいさつ

第1部

3.主なる神のあいさつ

黙示録1章4節から8節まで

1.イエス様の人格についての事実
[1]忠実な証し人
[2]死者の中から最初によみがえられた方
[3]地上の王たちの支配者
2.イエス様のみわざへの賛美
[1]イエス様が私たちを愛してくださった
[2]イエス様が私たちを罪から解き放ってくださった
[3]イエス様が私たちを王とし、祭司としてくださった
3.イエス様の再臨への備え

2022年6月6日月曜日

すぐに起こるはずのこと【第1部】2.天に秘密をあらわすひとりの神

第1部

2.天に秘密をあらわすひとりの神

黙示録1章1節から3節まで

1.黙示録の受けとり手、神のしもべの特徴
1主の愛を知ること
2主の前に立つこと
3主に礼拝を捧げること
4主の赦しを確信すること
5主のみことばを証しすること
6主のみことばを読み、聞き、守ること

2022年5月27日金曜日

すぐに起こるはずのこと【第1部】1.イエス・キリストの黙示

第1部

1.イエス・キリストの黙示

1.黙示録の概略
1著者
2書かれた時代
3受けとり手
4特徴
5解釈の方法
6目的
7内容
2.十の賛美の歌

2022年5月26日木曜日

すぐに起こるはずのこと【第1巻】まえがき

すぐに起こるはずのこと
【第1巻】ヨハネの黙示録
ゴットホルド・ベック著

イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。(ヨハネの黙示録1.1)

まえがき

2022年5月13日金曜日

絶えず祈れ[18]「祈る教会」の力

絶えず祈れ(下巻)
ゴットホルド・ベック著
[18]「祈る教会」の力

釈放されたふたりは、仲間のところへ行き、祭司長たちや長老たちが彼らに言ったことを残らず報告した。これを聞いた人々はみな、心を一つにして、神に向かい、声を上げて言った。「主よ。あなたは天と地と海とその中のすべてのものを造られた方です。あなたは、聖霊によって、あなたのしもべであり私たちの先祖であるダビデの口を通して、こう言われました。『なぜ異邦人たちは騒ぎ立ち、もろもろの民はむなしいことを計るのか。地の王たちは立ち上がり、指導者たちは、主とキリストに反抗して、一つに組んだ。』事実、ヘロデとポンテオ・ピラトは、異邦人やイスラエルの民といっしょに、あなたが油を注がれた、あなたの聖なるしもベイエスに逆らってこの都に集まり、あなたの御手とみこころによって、あらかじめお定めになったことを行ないました。主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。御手を伸ばしていやしを行なわせ、あなたの聖なるしもベイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行なわせてください。」彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。(使徒4・23~31)

「祈る教会の力」、これがこの章のテーマです。

2022年5月11日水曜日

絶えず祈れ[17]ともに祈ることのたいせつさ

絶えず祈れ(下巻)
ゴットホルド・ベック著
[17]ともに祈ることのたいせつさ

イエス様は、つぎのように言われました。「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。」(マタイ16・18)

ここでいう教会とは、もちろん教会の建物ではありませんし、キリスト教のひとつの教派とか、宗教団体などでもありません。教会とは「イエス様を信じ、イエス様を受け入れた人々の群れ」のことです。ですから、よく「主のからだである教会」と言われるのです。イエス様に属する人々こそが、まことの「教会」です。そして、主のみこころにかなった教会の特徴が「祈り」です。私たちがもし祈らなければ、イエス様は王の王、主の主であるということの証しにならず、また、私たち自身も信仰の進歩がなく、主からはなれてしまった信者たちも、元にもどりません。イエス様を信じる人々にとってもっともたいせつなのは、祈ることです。「イエス様の教会」を建てることができるのは、もちろん、イエス様だけです。ですから、イエス様は「わたしはわたしの教会を建てる」と言われたのです。

2022年5月9日月曜日

絶えず祈れ[16]断食とむすびついた祈り

絶えず祈れ
ゴットホルド・ベック著
[16]断食とむすびついた祈り

しかし、イエスは、彼の手を取って起こされた。するとその子は立ち上がった。イエスが家にはいられると、弟子たちがそっとイエスに尋ねた。「どうしてでしょう。私たちには追い出せなかったのですが。」すると、イエスは言われた。「この種のものは、祈り*によらなければ、何によっても追い出せるものではありません。」(マルコ9・27~29)

新改訳聖書の頁の下の脚注によれば、文中の「祈り」のあとの*の部分に、「と断食」を加えるものもある、としるされています。

この章の題は「断食とむすびついた祈り」です。

マルコの福音書9章を読みますと、ペテロ、ヤコブ、ヨハネがすばらしい経験をしたことがしるされています。主イエス様はかれらを連れて高い山にのぼられましたが、かれらの目のまえでみすがたが変わり、御衣は白くひかりかがやきました。そしてモーセとエリヤがあらわれ、イエス様と語りあいました。弟子たちは雲のなかから、イエス様についての神のことばを聞きました。「これは、わたしの愛する子である。かれの言うことを聞きなさい」と。

2022年5月8日日曜日

絶えず祈れ[10]主に愛されているひとびとへの祈り

絶えず祈れ[10]
ゴットホルド・ベック著
主に愛されているひとびとへの祈り

このマリヤは、主に香油を塗り、髪の毛でその足をぬぐったマリヤであって、彼女の兄弟ラザロが病んでいたのである。そこで姉妹たちは、イエスのところに使いを送って、言った。「主よ。ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」イエスはこれを聞いて、言われた。「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです。」(ヨハネ11・2~4)

この章のテーマは、「主に愛されているひとびとへの祈り」です。

ラザロはうたがいもなく、自分の姉妹たちによって愛されていました。しかしこの聖句には、「主イエス様がかれを愛された」ことが明確に語られています。

「主よ。ごらんください。あなたが愛しておられる者が病気です」。いいかえれば、

「主よ。ごらんください。あなたが、いままでずっと愛してくださった者が、いま病気です」

2022年2月27日日曜日

サタンの使い

サタンの使い
2022年2月27日、吉祥寺福音集会
岡本雅文

第二コリント
12:7 また、その啓示があまりにもすばらしいからです。そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないように、私を打つための、サタンの使いです。
12:8 このことについては、これを私から去らせてくださるようにと、三度も主に願いました。
12:9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
12:10 ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。

13:4 確かに、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられます。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対する神の力のゆえに、キリストとともに生きているのです。

最近、ある集会の兄弟姉妹がたとともに、指導者たちの生活の結末ということについて、ヘブル書の13章の7節に沿って考えました。短いところですので読んでみます。

2022年2月13日日曜日

益なるキリスト

益なるキリスト
2022年2月13日、秋田福音集会
岡本 雅文

ヨハネ
12:46 わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです。
12:47 だれかが、わたしの言うことを聞いてそれを守らなくても、わたしはその人をさばきません。わたしは世をさばくために来たのではなく、世を救うために来たからです。

いつも、こういう場に出る時に、気になる言葉が、メッセージという言葉です。メッセージができるような者は、多分、一人もいないと思います。今日も朝、聖書を見ていたら、テモテにパウロは朗読を進めていますね。

今日は、どちらかというと、たくさんの聖書の朗読に近いところがあると思いますけど、そこだけは自信を持って話せますね。聖書に書かれていないところについては、メッセージではなくて、証しと言った方が良いのかもしれません。導かれた『証し』という言葉は、どのように解釈してもいいと思います。メッセージだとか、学びといってもよく、また、第一コリントの14章では、徳を高める――すべてのことを持って兄弟姉妹が徳を高めるためにするのですというふうに書いてあります――、そして、またもうひとつ、聞くものは吟味しなさいとあります。それは、徳を高めるために、本当にイエス様が語られていることと違うことがあれば、叱責をする必要があるし、そしてわからないところは、批判的なことではなくて、知りたいという思いを持って交わって行くことが、聖書を共に考えると言うことで、いちばん大切ではないかと、いつも思わされます。

2022年1月16日日曜日

水の上を歩いたペテロ

水の上を歩いたペテロ
2022年1月16日、御代田福音集会
菊池 有恒

マタイ
14:24 しかし、舟は、陸からもう何キロメートルも離れていたが、風が向かい風なので、波に悩まされていた。
14:25 すると、夜中の三時ごろ、イエスは湖の上を歩いて、彼らのところに行かれた。
14:26 弟子たちは、イエスが湖の上を歩いておられるのを見て、「あれは幽霊だ。」と言って、おびえてしまい、恐ろしさのあまり、叫び声を上げた。
14:27 しかし、イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」と言われた。
14:28 すると、ペテロが答えて言った。「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。」
14:29 イエスは「来なさい。」と言われた。そこで、ペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスのほうに行った。
14:30 ところが、風を見て、こわくなり、沈みかけたので叫び出し、「主よ。助けてください。」と言った。
14:31 そこで、イエスはすぐに手を伸ばして、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか。」
14:32 そして、ふたりが舟に乗り移ると、風がやんだ。
14:33 そこで、舟の中にいた者たちは、イエスを拝んで、「確かにあなたは神の子です。」と言った。

2022年1月15日土曜日

聞き届けられる祈り

聞き届けられる祈り
2022年1月15日、芦屋ティータイム
古田 公人

マタイ
21:21 イエスは答えて言われた。「まことに、あなたがたに告げます。もし、あなたがたが、信仰を持ち、疑うことがなければ、いちじくの木になされたようなことができるだけでなく、たとい、この山に向かって、『動いて、海にはいれ。』と言っても、そのとおりになります。
21:22 あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。」

「信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます。」非常にすばらしい御言葉ですけど、今日は、この御言葉を、聖書の中から、ご一緒に、この御言葉に導かれて、考えてみたいと思います。

2022年1月10日月曜日

祈りの力

祈りの力
2022年1月9日、吉祥寺集会
古田 公人

使徒行伝
9:1 さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅かしと殺害の意に燃えて、大祭司のところに行き、
9:2 ダマスコの諸会堂あての手紙を書いてくれるよう頼んだ。それは、この道の者であれば男でも女でも、見つけ次第縛り上げてエルサレムに引いて来るためであった。
9:3 ところが、道を進んで行って、ダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。
9:4 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。
9:5 彼が、「主よ。あなたはどなたですか。」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
9:6 立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」
9:7 同行していた人たちは、声は聞こえても、だれも見えないので、ものも言えずに立っていた。
9:8 サウロは地面から立ち上がったが、目は開いていても何も見えなかった。そこで人々は彼の手を引いて、ダマスコへ連れて行った。
9:9 彼は三日の間、目が見えず、また飲み食いもしなかった。
9:10 さて、ダマスコにアナニヤという弟子がいた。主が彼に幻の中で、「アナニヤよ。」と言われたので、「主よ。ここにおります。」と答えた。
9:11 すると主はこう言われた。「立って、『まっすぐ』という街路に行き、サウロというタルソ人をユダの家に尋ねなさい。そこで、彼は祈っています。」

祈りは力です。しかし、ローマ人への手紙には、『私たちはどのように祈ったらよいかわからないのです』とも、記されています。事実、そのとおりだと思います。今日は、パウロの祈りを元に、祈りの力について、ご一緒に考えたいと思います。

2022年1月9日日曜日

新しい歌を主に歌おう

新しい歌を主に歌おう
2022年1月9日、町田福音集会
重田 定義

詩篇
96:1 新しい歌を主に歌え。全地よ。主に歌え。
96:2 主に歌え。御名をほめたたえよ。日から日へと、御救いの良い知らせを告げよ。

ここで、この詩篇の作者は、『さあ、神様にむかって、新しい賛美の歌を歌おう!』と言うふうに呼びかけております。賛美の歌とは、言うまでもなく、神様のご栄光を褒め称える歌であり、それを歌う者は、すべて神のしもべたちであり、神の民であり、神の子供たちであります。その者たちが、自分たちの神をほめたたえ、自分たちにしてくださった大いなる恵みを感謝して、主に向かって、ハレルヤ!と賛美の歌を歌うのであり、そして、その賛美の歌を日々、新鮮な思いで歌おうと言うふうに、呼びかけているのであります。