2005年5月29日日曜日

ドイツの方へのメッセージ(アイドリンゲン)2005年

ドイツの方へのメッセージ(アイドリンゲン)
2005年5月29日、アイドリンゲン(ドイツ)
ゴットホルド・ベック

今回、ドイツに来て、多くの兄弟姉妹方から私の病気について尋ねられました。実は約一年前に、私は白血病という癌にかかっており、この病は治すことができないと医師から宣告されたのです。しかし、その後の化学療法のおかげで、今では薬が必要なくなり、二ヵ月に一度の診察だけで済むようになりました。私はこの病気から癒されることを一度も祈ったことがありません。それは、私にとって何が最善なのか、自分では分からないからです。すべてのことを主に委ねて歩めるというのは、何という特権でしょうか。

とにかく、ひとつのことだけは、はっきりしています。私が病気になったことは、本当に良かったということです。というのは、兄弟姉妹の皆さんが、それまでにもまして、多くのことに積極的に関わってくださるようになったからです。このように協力してくださる日本の兄弟姉妹たちが大勢与えられていることは、まさしく主からのプレゼントです。このことは、私たちのこの上もない喜びであり、心から主に礼拝する根拠となっています。