2017年10月29日日曜日

イエス様の苦難と栄光

イエス様の苦難と栄光
2017年10月29日、吉祥寺福音集会
西川 義方

ルカ
24:25 するとイエスは言われた。「ああ、愚かな人たち。預言者たちの言ったすべてを信じない、心の鈍い人たち。
24:26 キリストは、必ず、そのような苦しみを受けて、それから、彼の栄光にはいるはずではなかったのですか。」
24:27 それから、イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。

第一ペテロ
1:10 この救いについては、あなたがたに対する恵みについて預言した預言者たちも、熱心に尋ね、細かく調べました。
1:11 彼らは、自分たちのうちにおられるキリストの御霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光を前もってあかしされたとき、だれを、また、どのような時をさして言われたのかを調べたのです。
1:12 彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのための奉仕であるとの啓示を受けました。そして今や、それらのことは、天から送られた聖霊によってあなたがたに福音を語った人々を通して、あなたがたに告げ知らされたのです。それは御使いたちもはっきり見たいと願っていることなのです。

皆さま、こんばんわ。本当に雨のなか、ご苦労様でございます。しばらくのあいだ、お付き合いをいただきたいと思います。

2017年10月28日土曜日

偶像、偶像礼拝について

偶像、偶像礼拝について
2017年10月28日、近江八幡よろこびの集い
松本 泰秀

富山集会に集っております松本泰秀(やすよし)と申します。よろしく、お願いいたします。本日は、偶像とか、偶像礼拝について、一緒に学んでみたいと思います。

私は長野県の辺鄙(へんぴ)なところで、曹洞宗の寺の次男として生まれました。小学校三年生くらいから、父に連れられて、兄と、後には、弟も一緒に、兄弟三人で、檀家の葬儀や法事に行き、お布施をもらっておりました。当時の葬儀と言うのは、三時間に及ぶほど長く、たいへんで、山あいにある離れた部落に歩いて出かけて行きましたから、一晩泊りは普通でありました。当然、学校に行っておりましたので、朝一、二時限の授業を終えてから、早退して、午後からの葬儀に間に合わせましたし、翌日は、また、一、二時間、遅れて学校に行ったものでした。午前の葬儀の場合は、前日から泊まり込みのこともありました。当時、学校は一日のうち、一時限でも出席していれば、休みとはならず、皆勤賞をいただくことができました。高校に入ってからは、土日とか、休みのときしか手伝いには行けなくなりましたけれども、その葬儀のことについて、少しお話をしてみたいと思います。

2017年10月15日日曜日

五千人の給食

五千人の給食
2017年10月15日、御代田福音集会
古田 公人

ヨハネ
6:1 その後、イエスはガリラヤの湖、すなわち、テベリヤの湖の向こう岸へ行かれた。
6:2 大ぜいの人の群れがイエスにつき従っていた。それはイエスが病人たちになさっていたしるしを見たからである。
6:3 イエスは山に登り、弟子たちとともにそこにすわられた。
6:4 さて、ユダヤ人の祭りである過越が間近になっていた。
6:5 イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
6:6 もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
6:7 ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
6:8 弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
6:9 「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
6:10 イエスは言われた。「人々をすわらせなさい。」その場所には草が多かった。そこで男たちはすわった。その数はおよそ五千人であった。
6:11 そこで、イエスはパンを取り、感謝をささげてから、すわっている人々に分けてやられた。また、小さい魚も同じようにして、彼らにほしいだけ分けられた。
6:12 そして、彼らが十分食べたとき、弟子たちに言われた。「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」
6:13 彼らは集めてみた。すると、大麦のパン五つから出て来たパン切れを、人々が食べたうえ、なお余ったもので十二のかごがいっぱいになった。
6:14 人々は、イエスのなさったしるしを見て、「まことに、この方こそ、世に来られるはずの預言者だ。」と言った。

イエス様は5000人の人に、あふれるばかりにパンをお与えになりました。このことは、いったい、何を意味するのでしょうか?今日はご一緒に、このことについて、考えたいと思います。

2017年10月14日土曜日

Feeding of the 5000 People

Feeding of the 5000 People
October 15th, 2017, Miyota Gospel Meeting
Kimito Furuta

John
6:1 After this, Jesus went away to the other side of the Sea of Galilee (or Tiberias).
6:2 A large crowd kept following him because they had seen the signs that he was performing by healing the sick.
6:3 But Jesus went up on a hillside and sat down there with his disciples.
6:4 Now the Passover, the festival of the Jews, was near.
6:5 When Jesus looked up and saw that a large crowd was coming toward him, he asked Philip, “Where can we buy bread for these people to eat?”
6:6 Jesus said this to test him, because he himself knew what he was going to do.
6:7 Philip answered him, “Two hundred denarii worth of bread isn’t enough for each of them to have a little.”
6:8 One of his disciples, Andrew, who was Simon Peter’s brother, told him,
6:9 “There’s a little boy here who has five barley loaves and two small fish. But what are these among so many people?”
6:10 Jesus said, “Have the people sit down.” Now there was plenty of grass in that area, so they sat down, numbering about 5,000 men.
6:11 Then Jesus took the loaves, gave thanks, and distributed them to those who were seated. He also distributed as much fish as they wanted.
6:12 When they were completely satisfied, Jesus told his disciples, “Collect the pieces that are left over so that nothing is wasted.”
6:13 So they collected and filled twelve baskets full of pieces of the five barley loaves left over by those who had eaten.
6:14 When the people saw the sign that he had done, they kept saying, “Truly this is the Prophet who was to come into the world!”
[International Standard Version]

Jesus fed the 5000 people abundantly with loaves of bread. What does this incident mean to us? I would like to discuss with you today, what we can learn from His feeding of the 5000.

2017年10月1日日曜日

あなたが神の子なら

あなたが神の子なら
2017年10月1日、吉祥寺福音集会
古田 公人

マタイ
4:1 さて、イエスは、悪魔の試みを受けるため、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。
4:2 そして、四十日四十夜断食したあとで、空腹を覚えられた。
4:3 すると、試みる者が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、この石がパンになるように、命じなさい。」
4:4 イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』と書いてある。」
4:5 すると、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の頂に立たせて、
4:6 言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げてみなさい。『神は御使いたちに命じて、その手にあなたをささえさせ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにされる。』と書いてありますから。」
4:7 イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない。』とも書いてある。」

今、兄弟が読んでくださったところの最初に、『悪魔の試みを受けるために御霊に導かれて』とあります。ですから、これは偶然の出来事ではありませんでしたし、悪魔が出てきたのも、偶然の出来事ではありませんでした。イエス様は、私たちのために悪魔の試みを受けてくださいました。悪魔がどのように私たちを攻撃するか、また、悪魔の攻撃にどのように対処すべきかを、このことを通して明らかにしてくださっています。