信仰の従順
2019年1月29日、吉祥寺学び会黒田 禮吉
創世記
22:2 神は仰せられた。「あなたの子、あなたの愛しているひとり子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そしてわたしがあなたに示す一つの山の上で、全焼のいけにえとしてイサクをわたしにささげなさい。」
信仰の父、アブラハムは数々の試みを受けましたが、最大のものとは、独り子、イサクを捧げるようにとの命令であったに違いあるません。ここで彼は、神の愛を疑うこともできました。けれども、次の三節にありますように、アブラハムが出かけて行ったのは翌朝、早くであります。つまり、彼は、神の御声を聞いてからすぐに、言われる通りにしています。愛するひとり子を捧げるという過酷な試練に、彼はすぐに、従順に、聞き従ったのであります。アブラハムは、イサクから祝福が来るという神の約束を信じていました。しかし、それをどうやって信じたのでしょうか?